舞踊の流派は、戦前戦後、吾妻・泉・市川・市山・井上・尾上・五條・猿若・瀬川・橘・中村・七々扇・西川・西崎・花ノ本・花柳・林・坂東・藤蔭・藤間・松賀・松島・松本・山村・吉村・若柳流など、こゝでは書ききれないほど流派があります。日本舞踊協会に所属している流派だけでも100以上あります。
若柳流は、花柳流の流れをくんでおります。もっぱら戦後は花柳界(かりゅうかい)に地盤をつくり、品位のある、しかも手ぶりの多い踊りが特徴です。
残念な事に、一つの流派だった若柳流が二つに別れ、新たに正派若柳流が誕生しました。今から五十年以上前の事です。私が名乗っている流派です。
家元制ではなく理事制をとっている流派としては、当時は珍しかったと思います。
東京を本拠とし理事制を続け、古くて、新しい息吹が感じられ、魅力ある流派として発展するよう、正派若柳流の一員として私くしも頑張っております。

戻る