
4月に大きな舞台が終り、やっと5月に入って少しほっとしていますが、6月から
NHK土曜時代劇【陽炎の辻2】の所作指導で約3ヶ月間撮影に入りますので、体
を鍛えています。ロケやスタジオと長丁場の仕事です。放映は9月からです。是非
見ていただきたいと思います。
主演は山本耕史さん・中越典子さんです。
南イタリヤへ文化交流
マテーラ・ポテンザで2公演
イタリヤへ舞踊公演の旅に行って参りました。私達が公演した町は、靴の形をしたイタリヤの底のあたりで、マテーラ市の洞窟住居郡「サッシ」で名高く、数千年の時を越え1993年文化遺産に指定された歴史ある町での日本文化交流の公演でこざいました。
総勢61名の大所帯で外務省・イタリヤ大使館・バジリカータ州の後援となり、松原イタリヤ日本大使まできてくださり、お忙しい所一晩泊まって下さり、公演を観て下さいました。
開演が8時30分で終ったのが11時30分です。お国柄でしょうか。
当日別会場では香道・書道・折り紙・紙人形・茶道など昼間から大変会場が賑わっていました。中でも書道でイタリヤ名前を日本語で書いてもらい大変喜んでいたのが印象的でございました。
2日目はバスで1時間30分ぐらい離れた町ポテンザ市での公演で、会場が本格なオペラハウスで西洋の皿に日本料理を盛るようで,不思議な興奮をおぼえました。
天井には西洋画が描かれ見事と言うほかはありません。
舞台は佐々木光儀氏の津軽三味線・ハーモニカの第一人者・間中勘氏・ドイツより駆けつけた岩淵さやかさんの日本民謡の演奏、日本舞踊は日本とロサンゼルス組で海外公演では欠かせない私の強い味方ロス在住の舞踊家若柳久三さんチームとの混成チームで10名の舞台で御座いました。
演目は「流星」 【春夏秋冬】桜に舞う舞妓の踊り、夏は祭りの頭と芸者、秋は御殿女中で冬は雪に舞う鷺の姿。私は創作長唄舞踊で「恋幽霊」これは命の尊さをテーマにした作品でドラマ性のある作品を上演しました。お蔭様で翌日にイタリヤの新聞やテレビでも放映していただき、歴史あるこの地で公演できたことは私にとって大変嬉しい事で御座いました。しかし喜んでばかりもいられません反省点も多くありました、少しでも良いものを次回には紹介出来ればと思う次第で御座います。
歴史ある町での公演でその印象は街がゆったりと時が流れている感じで,人それぞれが午後の日ざしを浴び仲間同士で会話を楽しんでいる姿をあちらこちらで見かけ、建物も統一され外国から入ってきた目新しい物が無く、おらが町は昔からこのままだと言わんばかりの落ち着いて、どっしりとした素敵な町でした。携帯電話など見て歩いている人などは見かけません。自分も時の過ごし方や生き方など色々考えさせられました。しかしイタリヤの多くの人達がニーュヨークにゆくわけもわかるような気も致します。旅をすればこそわかる事で出来る限り旅をしたいものです。